先日、ある団体の集団回収に参加させて頂きました。
こちらの集団回収は、毎年数回行っていますが、いつもたくさんの古紙やアルミ缶が集まります。地域の方が戸別訪問して古紙などを回収し、車で学校に集めるのです。
集団回収のメリットとしては、紙は資源として確実に回収されるうえ、回収日が決まっていれば、家庭での古紙の整理もしやすくなります。
今回参加してみて感じたのは、地域の大人と子供が何か一つの事を協力して行うのは、本当に価値のあるものだということです。
少子高齢化や社会的孤立が問題になっている今日で、地域の人々が関わりを持つ場ことができる集団回収は、いろんな可能性を秘めているのではないかと思います。
自治体からの奨励金をもらい、そのお金を有効活用することができるのも一つです。
ある自治体は、地域の祭りや自治体の備品購入に活用したり、ある社会福祉団体は、障害者の賃金の一部に充てたり、ある団体は、東日本大震災の義援金として使ったりしています。
集団回収を地域コミュニティーの活性化の機会ととらえ、集団回収と地域のイベントをコラボさせるのも面白いかもしれませんね。アイデア次第で、いろいろ考えられそうです。集団回収の可能性を感じました。
集団回収をして、たくさんの古紙類が集まるのを見て、感じたこと。
「利便性」「経済性」「所有」の果てなき追求の旅は、終わる時が来るのでしょうか?
一方で、「社会性」「精神性」「共有」の価値観が社会に浸透していくのでしょうか?