コラム・豆知識・本

【豆知識】機密文書の処理方法の賢い選び方

 マイナンバー制度が導入され、個人情報保護法が改正されるなど、個人情報に関する社会的関心はますます高まっています。 情報銀行というビジネスが成立するほど、情報はもはやお金と同様に重要な資産となっています。

その意味でも、企業、個人問わず、個人情報が入っている文書をどのように処理するかは、重要な問題になりつつあります。会社内であればネットで拡散されるなどの社内漏えいのリスクもありますし、市民がゴミ集積場に気軽に捨てることも難しくなりました。

 

機密文書処理の方法には、主に以下の3つがあります。

1. 自社内でシュレッダーで処理
2. 専門会社に委託(破砕・溶解処分)
3. 焼却処分

 

機密文書を処分するには、「リスク」「コスト」「環境への影響」の視点から考えてみると良いと思います。

 

まずは「リスク」についてです。 「リスク」を見るには、自社内での漏洩可能性、専門会社の業務管理体制、運搬時の移動距離などがあります。それらのリスクの重要度を御社の中でどう考えるかがポイントになります。

次に、「コスト」についてですが、不要になった機密文書を自社のシュレッダーにかける企業があります。自社で処理したほうが安心だから、という理由が多いようです。 しかし、シュレッダーをお客さまで導入する場合は、購入費やリース料といったイニシャルコストと保守メンテナンス費用が必ず発生します。 また、裁断にかける人員の人件費、電気代、紙屑袋費、紙屑のゴミ処理費(焼却処分など)などの見えない費用も考慮しなければいけません。実は、トータルコストでは、専門会社に委託した方が安く済むことも多いのです。

最後に、 「環境への影響」ですが、これは機密文書を市町村のクリーンセンターで燃えるゴミとして焼却処分するか、機密抹消した上で、再生紙としてリサイクルするかを選択するものです。欧米では、機密文書をリサイクルすることが主流ですが、これは紙がごみではなく資源になると考える国民性も関係していると思います。

 

当社としてオススメするのは、毎日出るような少量の文書類は自社でシュレッダー処理し、定期的に保管する帳簿類、伝票などの機密文書は、専門会社に委託することです。また、個人で処分する機密文書も定額、迅速、確実に処分できる当社のサービスを利用すると良いと思います。

 

結論、「自分の情報は自分で守る。しかも、環境や社会のことを考えて賢く処理方法を選ぶ。」です。

 

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【本】ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか

 

ドイツ人の労働時間はOECD加盟国の中で最も短く、日本よりも年間350時間短くサラリーマンの年間休日が約150日あります。にも関わらず、国民1人あたりのGDPや労働生産性は、日本よりもはるかに高いことを知っていますか?

 

ドイツでは平日夜8時以降と日曜祝日は原則お店を開けていません。駅や公共施設の照明も日本と比べるとかなり暗く、パン屋で商品一つ一つを袋に入れるようなこともしません。

 

DIYが当たり前でモノを大事に使う人が多く、リサイクル大国でもあります。サイクリングや自然を楽しむことが娯楽になっています。みんなが不便をちょっとだけ我慢する社会、他人のサービスに期待しすぎない生き方がドイツにはあります。ドイツの暮らしが全て良いというわけではないですが、おもてなし天国の日本では精神的に充実した生活を送れているのか考えさせられる本です。

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【コラム】まず全体があって、個に振り分けられる

先日、弊社のお客さまが弊社へ工場見学に来ました。

メーカーの開発部門で製品開発をしているそうですが、リサイクルの現場を見たのは初めてだそうです。

その方が、工場見学を終えて目をキラキラさせてこんなことを言いました。

「今まで製品を作る際に、お客さまのニーズがどうだとか、広告・プロモーションはどうだとかそんな話ばかりしていました。でも、廃棄された紙の量や分別や処理の工程を見て、私が見ていた世界は本当に一部なのだということを知りました。

エコに目覚めましたよ!」

そんなことをおっしゃっていました。

 

現代思想の一つに、

「まず全体があって、個に振り分けられる」

というのがあります。

企業の主活動としては、

購買→開発→製造→販売→サービス

を多くの人がイメージするかもしれません。

 

ただ、これも「全体の中の一部」なのです。

購買→開発→製造→販売→サービス→【リサイクル】

と企業と消費者の廃棄物をどうリサイクルするかを考えた上で、生産サイクルをつくるという発想が必要になるのです。
その意味では、弊社へ工場見学に来たお客さまは、「全体の中の一部」の世界を見てビジネスをしていたのかもしれません。

 

ただ、今後はより大きな視点で製品開発をされると思うので、他社との差別化が利いた、新たな常識をつくるような商品が世に出ることを心待ちにしています。

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【本】生きていることを楽しんで ターシャの言葉

 

スローライフの元祖として知られ、世界中のガーデナーが憧れるターシャ・テューダーさん。
昨年は生誕100年を記念をして映画にもなり、話題になりました。

 

彼女は4人の子どもを抱えながらも、夢に生き、確固とした自分の価値観を築いてきました。
そんな彼女が守り通した「ターシャのルール」をあますところなく紹介する一冊です。

 

「最初から恵まれすぎているより、足りないくらいのほうが、人生からより多くの喜びを引き出せる」など、
彼女が残したメッセージは、効率やスピードを求める今日の物質主義社会を考えるきっかけとなるのではないでしょうか?

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【コラム】デンマークは買い物袋を持参する国へ

プラスチックごみの問題が世界的に高まっている中で、デンマーク政府は、店舗での薄いプラスチック製の袋の提供を全面的に禁止する方針を発表しました。

また、素材や大きさを問わず、商品を入れるための袋を無料で提供することも同時に禁止するようです。

【参照サイト】Danish government bans lightweight plastic carrier bags

 

デンマーク環境食糧省は商工会議所や生協と協定を締結し、2023年までに袋の使用量を50%削減することを目指すとのこと。この取り組みにより、今後消費者は買い物の際に袋を持参するか、再利用できる厚手の袋を購入することになります。

 

デンマークのエレマン・イェンセン環境食糧大臣は、次のように述べています。

 

「われわれは、“使い捨てをする”という考え方から脱却しなければなりません。そのため、通常ほとんど再利用されることのないプラスチックの袋を禁止することにしたのです。」

 

「プラスチックは自然界では分解速度が非常に遅く、最悪のシナリオでは、最終的に海に流れ着き、海洋環境にダメージを与えます。しかし、プラスチックは食品を長持ちさせるための包装には最適の素材です。そのため、私たちはまず無くしても問題がないものに焦点を当てる必要がありました。レジ袋の禁止から始めるというのは、自然なことだったのです。」

 

今日、デンマークでは1人あたり年間約80枚のレジ袋を利用しているそうです。1993年に有料化されてから袋の消費量は約50%減少しましたが、今回の取り組みでこれをさらに減らしていく狙いがあります。

 

一方、私たちの国日本では、国民1人あたり年間約300枚のレジ袋が使われています。日本全体では約305億枚で、そのほとんどがごみになります。家庭から出るプラスチックごみの約15%がレジ袋なのです。

 

でも、なかなかレジ袋は減りませんね。

 

環境省が、このほどレジ袋の有料化の義務付けを含んだ使い捨てプラスチックの削減戦略の素案を示しました。スーパーやコンビニエンスストアなどの小売業を対象に、2020年度以降の義務化を目指すそうです。

 

皆さんは、これらの現状をどのように考えますか?

今便利な生活を享受できている代わりに、将来へ問題を先送りしていることはないでしょうか?

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